【MLB】Houston Astrosの個人的ベストマッチと来シーズン

まさかのACLSで敗退。ワールドシリーズに行くものだと思っていたから、1勝してからの4連敗はなかなかに残念でした。MLBを見始めて2年、アストロズファンになって2年の私が今シーズンのベストマッチと来季予想を勝手に書いてみます。

ベストマッチ(9回表まで)

7回裏を投げ終えたGerrit Cole

カリフォルニア大学ロサンゼルス校の同期である、ゲリット・コールとトレバー・バウアーが投げあった一戦。コールは今季からアストロズに加入した投手で、2011年のMLBドラフトの全体1位というとんでもない経歴の持ち主。昨年のバーランダー、今年のコールとファンには嬉しすぎる補強となった。ちなみにバウアーも同年全体3位でアリゾナから指名を受けている。

5月28日に行われたこの試合、どこか様子が変だった。というのも月の初めにバウアーがアストロズの投手に対し不正投球の疑いがあるとTwitterで発言。これに対しマカラーズやブレグマンが反応し、バウアーvsアストロズになっていたのだ。背景の出来事を知った上でこの試合を見ると、とてもおもしろい。明らかに両先発は意識しあっていたし、キャリアハイの127球をバウアーは投じた。8回表にアストロズが6点とって8-3と逆転、コールに勝ちがバウアーに負けがつく展開はファン待望のもの。ただ9回裏に5点奪われ同点、延長でサヨナラ負けと、終わり方は悪夢のようだった。この悪夢さえなければ間違いなくベストマッチだったのだが…。

他にもオスーナの3イニング、ブレグマンのウォークオフホーマー、コールの16奪三振1安打完封等、面白い試合は他にも沢山ありましたが、この試合ほど熱さを感じ記憶に残った試合は多分ありません。

来季への期待

21歳のKyle Tucker

地区3連覇は期待というか通過点。今年はオークランドの猛追でヒヤヒヤものでしたが、現時点で予想できる来季のメンバーを考えれば、十分可能でしょう。カイケル・モートン・マーゴの去就がとても気がかりですが、枷になっていた高年俸のマキャン放出はプラス要素。マルドナードを第2捕手として残留、リアルミュートをトレードで獲得なんてことを多くのアストロズファンは願っているのでは。

プロスペクトの話をすれば、カイル・タッカーは圧倒的な成績をAAAで残していますから後はMLB慣れするだけでしょうし、シーズン終盤に出てきたマイルズ・ストローの俊足ぶりにはワクワクするものがあります。投手ではジョシュ・ジェームズの快速球が来季の頭から見れますし、フォレスト・ウィットリーもとても期待されてるようで、いつビッグリーグデビューするのか楽しみです。

懸念されるのは、成績を昨季より落とした野手陣。ひとまず、コレアの復活は絶対ですね。

勝手な開幕予想
スタメン
1.ジョージ・スプリンガー ライト
2.アレックス・ブレグマン サード
3.ホゼ・アルトゥーベ セカンド
4.カルロス・コレア ショート
5.J.T.リアルミュート  キャッチャー
6.ユリエスキ・グリエル ファースト
7.タイラー・ホワイト DH
8.ジョシュ・レディック ライト
9.カイル・タッカー レフト

ローテ
1.ジャスティン・バーランダー
2.ゲリット・コール
3.チャーリー・モートン
4.ランス・マカラーズJr
5.ジョシュ・ジェームズ

予想というよりもはや願望。シーズンが終了しても、MLBはトレードやFAが活発なので飽きません。

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